2013年10月12日土曜日

資料  地質時代とその年代表


地球の歴史の話では、聞き慣れない言葉が出てきます。年代もその一つです。
日本の歴史の江戸時代や明治時代なら誰でもわかるのですが、地球の歴史の石炭紀や白亜紀、さらには中新世などといったら、何のことやら。

そこで、以下に表を載せておきます。ご参考に



資料
 

地質時代とその年代



 

年代

 
 
 
 
 

第四紀

完新世

1万年前~

更新世

260万年~

新第三紀

鮮新世

530万年~

中新世

2300万年~

古第三紀

漸新世

    3390万~

始新世

    5580万~

暁新世

    6550万~

中生代

白亜紀

14600万~

ジュラ紀

 2億~

三畳紀(トリアス紀)

25100万~

古生代

ペルム紀

29900万~

石炭紀

35900万~

デボン紀

41600万~

シルル紀

44400万~

オルドビス紀

48800万~

カンブリア紀
    54200万~

先カンブリア時代

46億年~54200 万年前まで

 

 

この表を見て、「おかしい、年代の数字が、自分の持っている本と違う」という方もいらっしゃるのでは。

・・・この数字は変わることがあります。

第四紀始まりは260万年ですが、つい最近(20096月)まで180万年でした。専門家の話し合いで、区分する場所が変わることになったのです。200万年といっていた時もあった・・・

 

最近、弥生時代とか縄文時代とかが、全部が今より500年古くなるかもしれないと、日本の国立歴史民俗博物館が発表しています。放射性炭素同位体というものを使って計測するのですが、その計測が少し違っていたということになるわけ・・・?さあ、これからどうなるのでしょうか。

学問の進歩は、なかなか大変なことです。

 

「何年前」というのが測れるようになったのは、じつは20世紀も半ば。人類の歴史の中では、つい最近のことといってもよいでしょう。しかも正確に測るには様々な条件を考えなければならない。簡単な話ではないのです。

 

 

なお

上記の表は2013年度使用の高校地学教科書からとりました。

 



0 件のコメント:

コメントを投稿