「園芸」とよんでいたころは、お年寄りの趣味と思われていた庭いじりが、
「ガーデニング」という言葉とともに、おしゃれな趣に変身しています。
今、私の住む町では、「誰でも私の庭を見にきてね」という
オープンガーデンがはじまっています。
今年で4回目。庭づくりをしているのは、どうやらほとんどが女性のようです。
バラのきれいなこの時期に開催され、バラ、クレマチス、様々な宿根草などが満開でした。
写真に撮ってみたら、イメージとはちょっと違っていたり。
バラいっぱいの庭は、
もっと素敵に見えました。
背丈の低い草花が株の下を埋めつくしていたのですが、お伝え出来なかったなあ。
「こうして、皆さんにお見せすると思うと、手入れにも力が入るんですよ」 と。
草取り、肥料管理や消毒、剪定、鉢物はこまめな水やりも必要です。
元気で、みんなの協力があって、初めて楽しめるものでしょう。
「いっぺんにやると疲れちゃって。
毎日、毎年、少しづつ」
気温はちょうど心地よく、湿度も低め、
吹く風さわやかのこの季節
23軒が登録されていましたが、この日は4軒を訪ねました。
花を楽しめるのは平和の証拠。
かつて戦争中、花なんて贅沢だと敵視さたそうです。そっと隠して絶やさないようにしていた人たちがいたと聞きます。
今のこうした庭には、はじめてみるような品種が並び、とても美しい。
元農家の広い敷地もあれば、住宅団地の中のお宅もあります。
これから夏に向かい、湿度の高い日々になると、草取りも大変。ありがとうございました。
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とにかく大変な夏の草退治ですが、適当な量なら草取りは「脳にとっていいこと」脳を休ませることになると、テレビ番組で見たなあ・・・リフレッシュできると。
なんだかちょっとわかります。
何も考えずに無心になれる・・仏さまの半眼もきっとこの無心の境地、座禅も同じく、
最近流行の瞑想も・・・なんだか精神科医や脳科学の世界の話になってきそうです。
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平野部は、今、麦畑が色づいてきています。
前回、麦畑の雑草だったという花を紹介しましたが、今の麦畑の雑草は矢車草です。
少し手入れを怠るとこうして、青色を主にした矢車草が
麦の穂と一緒に揺れています。
「この花、どうして育てないんだろう」と思う花を、前回に続いてもうひとつ紹介。
右写真、あまり魅力的にみえなくてすみません。ブルーの花が風に揺れて、さわやかです。色もよく目立ちます。
アマです。漢字で書くと、亜麻。
茎からとった繊維は布に使われ、種子からとった油は亜麻仁油として利用したとかで、昔、北海道では栽培していたとか。
札幌に住んでいた時、道端の街路樹の株もとに咲いていた花の種を取って育ててみたら、簡単にきれいに咲きました。群馬に種を持ってきて、今でも咲いています。株は数年もち、大株になりますが、夏の暑い群馬では、3年程度でしょうか。こぼれ種で増えるのですが、つい削ってしまいます。育ててみませんか。乾いた場所が好きなようです。
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山はどうでしょうか。
みなかみ町の山すそでは、田植えの準備が始まっています。
水路にはコンロンソウの花が咲き、田んぼの畔にはタンポポやサギスゲが咲いています。
ちょうど畦の草刈りが終わっていて、さわやかなたんぼの姿が見られました。
左写真、遠くに見える白い木 何でしょう。
上の写真の花です。これはグミ。
ここにもさわやかな季節がやってきています。
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