2018年7月7日土曜日

プラム、鹿、どれも食べ物になるんですね

暑い夏・・・ちょっと早すぎ

ふと気づくと、前回書いたのいつだっけ・・・NHKのテレビ番組ではないけれど 
 『 ぼーっとして生きてんじゃないよ 』といわれそう。

それにしても暑い日が続いた。
ちなみに、我が家からすぐ、川の対岸の伊勢崎市の最高気温
  6月29日 37.4℃ 全国3位 の暑さ
     30日 36.8℃   2位
  7月 1日 36.5℃      3位
     2日 37.3℃      1位 
     3日 36.3℃         3位   これからどうなることか・・と思ったものです。

今日は大雨、特に西日本は大変。暑くはないけれど・・・テレビは終日災害情報を伝えています。
日本は気象災害も多い国といいますが、ほんとうだなあ。

 ところでこの数字は,あまりの暑さに、書きとめておいたもの。
ネットで調べたら書いてあるだろうと見たら、あれ?違う数字が書いてある??・・・日本気象協会を見るのがいいだろう。
でも、開いたページで、 ん?  数字が出てこない・・・・やっとのことで何とか・・みなさ~ん、誰でもわかると思わないでください、ちょっとしたことでも、ひとつステップがわからないだけでも、答えまで行きつけないのです。「こんな簡単なこと」でも、自分には常識でも、他の人にとっても常識とは思わないでね。

庭先の果実

庭先に果物を植えたくなります。昔は、買って食べることも少なかったわけで、実るのは楽しみだったわけ。
 プラムが実っています。昨年ほとんど実らなかったのですが、今年は鈴なり。それで、粒が小さくて貧相なんです・・・生で食べますが、鍋に入れて火にかけてつぶして、それをざるにあげておくと、きれいな濃い赤いジュースがたくさんできます。
お酒につけっれば、赤いお酒。
 昔からの品種らしく、まあまあの味ですが、無農薬、それでもほぼ毎年よくなります。皆さん、お世辞かな、「おいしい」と言ってくれます。
放っておくとぼたぼた落ちて始末に悪い。
忙しくて熟したのに気づかずに、一面にプラムの落ちていたこともあるなあ。











  もう1本、香り高くすごくおいしい大粒のプラムがありましたが、消毒しても灰星病で、実が毎年みんなダメになるように・・、あきらめて切りました。
 ちなみに、梅も「プラム」、同じ仲間というわけ。




 買ってみたユリがたくさん咲きました。
豪華。
でも、ユリはやっぱり、一重咲きの清楚な方がいいな・・・

もうじきヤマユリが咲きますね
野のユリは、ゆり根がおいしくて、イノシシなんかが食べてしまうとか。
花がきれいと、人がとってしまうし・・
きれいな野生の花、採らないでね。




山すそで、鹿が罠にかかっていました。
 鹿は「有害鳥獣の駆除」の対象。どこでも増えて困っています。減らさなければならない・・・
とはいえ、きれいな目をして、体も美しい鹿。野生のけものはお風呂に入るわけでもないのに、きれいな毛並みを見せています。
シカ肉を食べさせていただくこともあるのですが、こうしてシカを見てしまうと・・・・

 私たちは生き物の命をいただいて生きているのだと、あらためて思います。
無駄なことをせずに、ありがたくいただく気持ちを持つことを、教え教わっていかねばならないと思います。

 玉村には大きな食肉センターがあり, 言ってみれば屠殺場があるわけです。たくさんの家畜が運ばれてくるのでしょうが、少し離れていることもあって目には留まらず、おいしい肉だけ食べています。
 そこでは教育用なら内臓などをいただくことができます。「脊髄」「眼球」「脳」といったものはなかなか実感がわかず、昔、いただきに行ったものです。
脊髄は長いバナナのような感触。これが背骨の中にあるというのは、見ないとわからない・・・背骨にあるのは硬い骨、と思っているだけです。
頭だけを別の場所に運び、そこで耳、頬、を切り取って、売るそうです。毎日その仕事をするのも、たいへんだなあ・・・ほとんど豚ですが、牛も少しあるようでした。牛なら,舌も取るのでしょう。
豚の脳。半分に切っています。
頭の大きさから思うより 小さかった。
その残りをいただきました。眼球と脳を取り出せます。
豚の先祖はイノシシ、猪突猛進のイノシシは頭の骨が厚く硬く、刃こぼれしたようなナタを頭に当て、ハンマーでガンガンとたたくと、うまくいけばぱっかりわれ、ぶよぶよとしたやわらかい脳が取り出せました。
希望の女生徒も取り出し手伝ったものです。

物置の隅に、フォルマリン漬けのなごりが少し残っていました。


切った断面です。右側のしわの多い目立つ部分は小脳
捨てようかどうしようかと思い、たしか少し前処分したと思います。

まるままの脳もあったのですが、処分したっけ・・

脊髄は背骨の中を通っている神経の重要なケーブルと言えるでしょうか。
取り出すと、「腸?」と聞かれるような見かけ。
切れ端が残っていました。
脊髄の輪切り断面
豚の脊髄です。柔らかいものです。














海外からの労働者が多かったころ、中東からの人たちは、この脳を食べる習慣があり、もらいに来たとか聞きました。白子のような感じなのでしょうか・・・
 骨からは骨油をしぼり取れ、砕けば肥料なのだとか。
 いただいた命、大切に利用するのが、命に報いることでしょう。

うなぎがいなくなったとか、いろいろな魚がいなくなたとか・・・人間はこの100年もしない間に、海の魚まで食べつくすというのだろうか・・・それは傲慢ですよね。


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