秋を探して
1週間ほど前に「もうそんなに 暑くならないのでは。」と書いていたら、
その日は38.9℃ 次の日は30.0℃ ・・・・
さすがに、だんだん涼しくなってきてはいますが。
そこで、県北部の少し山の方に行って、秋の気配を感じてきました。標高1000mです。
キノコの紹介を。
でも本当は、秋でなくてもキノコはあるのですけど、やっぱり”秋”のイメージですね
キノコの紹介を。
でも本当は、秋でなくてもキノコはあるのですけど、やっぱり”秋”のイメージですね
右上は、ハナビラタケ。
両手で抱えるほど大きく育つ。食べられると教わって・・・おいしい。炊き込みご飯にしたり。でも、県北地域は放射能汚染が結構強かったので、まだどうでしょうか・・
左上はキノコ家族、いえ、タマゴタケ。
いつ見てもかわいい。傘の裏は黄色でなかなか派手。こんなにハデハデで、食べられるというのが、うそみたい。お味噌汁で恐る恐るたべたこともありましたけど。
次は、 えーっと、名前はわからないのですが、ホウキタケの仲間でしょう。
サンゴのよう赤く、いくつもの株で
大きなリングをつくってはえているのです。
右の写真はそのリングの一部です。
フェアリーリングといって、ヨーロッパでは妖精たちが輪を描いてダンスした跡、というおとぎ話があります。ここでは毎年リングが見られます。ところでこの赤色、つまらない褪せた茶色になってしまうのですよね。
以前、白いきれいなキノコのリングもあったのですが、はえなくなってしまいましたね。
左は何だかパッとしないキノコなのですが、実は・・
ミミブサタケ といいます。
もう少し大きくなり、この丸まった筒から、何と、煙のように胞子を噴き上げるのです。
近くで地面にドンと足をつくと
振動からでしょうか、結構派手に”煙”が上がって、びっくり。
もう10年ほども前に出会いました。
しばらく目にしなかったのですが、またはえてきました。楽しみです。”煙“の写真、どこかにあるはずなのですが、はて? 整理が悪いですね。
せかっくの資料なのですから、その気になって、整理整頓しなければ。
右は、真ん中の丸い袋を押すと、パッと煙が上がる・・煙じゃなくて胞子ですけど。
ツチグリというのがよくありますが、まじまじと見ると、まわりのむいたミカンの皮みたいなところが、めくれています。調べたら、
エリマキツチグリというものかもしれません。
奥の方にあるような形が普通のツチグリ。乾くとこれが袋を包むように丸まってきて、それで胞子を飛ばすのでしょう。同じような場所にあったので、紹介しました。
袋だけのもよく見かけますが、こちらはホコリタケ(キツネノチャブクロ)。ホコリタケという名前は、あまり魅力がないですね。たしかに,ほこりを飛ばしますが。靴でふんずけて遊んだ人いるでしょうね。
ゴロンと大きいタイプなら、ラグビーボールみたいなオニフスベというのもあります。公園のわきに転がっていたりします。今回の場所では見たことはありません。
赤いヒョロヒョロしたのもたくさんはえていて、きれい。
写真よりもっと赤く見えていました。
もちろん、いかにもキノコらしい形のキノコもはえています。
ナラタケがどっさりはえていたこともありました。木を枯らすキノコということで、植木関係の方は嫌がっていましたが。とてもおいしく食べました。
私は野生キノコを見分ける目はありませんが、「これは食べられる」とか、詳しい方はいるものです。一緒に行くと、とても得した気分になります。
以上のキノコは、ほんの狭い範囲で見たものの一部です。不思議な生き物、キノコと言う気がしてきます。
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木に付いた跡 いくつか
これは、クマの爪痕。
結構見かけるものです。あの巨体が、よくまあ、登ると思いますが。
その木の裏側には、下の写真のような跡。
これは鹿の角とぎの跡だろうと。
傷をつけた後の木くずが、上の方に残っている…つまり下から上に向かってほりあげている証拠になります。木にはヤニが垂れていますね。
少し傾いた木は、ちょうどよい角度だったのかも。
下は、クマがはいだものかと思った?ですが、
違うと言っていたかなあ?鹿の仕業?いや、違ったかな。鹿の角とぎの話を面白がっているうちに、忘れてしまった。
すこし人里離れただけで、目を凝らすと、日常生活から離れたものが見えてきます。
何人かの人と行くと、また違たものが見えてきます。
たまにはこんな自然の中に出かけるのもいいですよ。
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