群馬の荒船山の近く、兜岩山の付近で採集されていた昆虫化石から、日本発のホタル科化石が発見されたこと、お知らせしました。
採集されたのは、この地域で先生をされていた人、仲良しの3名がいました。お二人は亡くなっておられます。ご健在の堀越さんを、展示した下仁田自然史館にお連れしました。ホタルを採集されていた茂木さんの奥様も来られ、お友達も一緒に、見学されました。とても楽しそうでした。
こうして皆さんに喜んでいただけて、うれしい話です。化石採集地は南牧村、その隣が下仁田町です。こうして地域の資料を、地域できちんと保管していくのは、地元の宝物を大切にする気持ちにつながるでしょう。故郷を大切にする気持ちにつながるかもしれません。
春めいてきました。 植物も動物も、活動を始めます。
庭の一角の、人が踏みつけるような土に、何やらたくさんの穴が。 いったい誰があけた・・・?
拡大してみます。
どこかで見たことある?
昔、農家の家の前には広い土の庭が広がっていました。ここにムシロを広げて、コメや麦、豆などを干したりしました。
農作業に必要なスペースでした。
その固まった土に、丸い穴があいていて、ニラの葉っぱなどを差し込むと、動くのです。何かがいる!でも何だか知らないままでした。ずっと後、どうやらハンミョウらしい、と知りました。
でも、その穴には盛り上がった土くれなんてなかったはず。
では、これは何?
ミミズ、と思い浮かんだのですが、こんな栄養分のなさそうな土に、こんないっぱい寄ってくるのだろうか…と。
昨年まではここには、はげちょろの芝生がありました。洗濯物を干すのに、落ちても汚れが少ないように植えたものが広がった場所です。
そこに昨年、アゲラタムという50㎝程になる草花がはえて、なんとなくそのままにしておいたら、芝が消えてしまったという場所。よく見ると、芝生の中にもこんな土くれがいくつか見えました。ミミズでいいかなあ。
すぐ目の前にも、いろいろ気づくものはあるものです。いつでもどこでも、自然観察、
これって楽しいですよ。
でもネットで調べたら、「庭の土の穴」というだけで、「何かいる、気持ち悪い!」とかいった反応がでてくるような・・・ そういえば、子どもたち、部屋に飛んできた虫に大騒ぎするなあ。身の回りにはペット以外の生きものがいるのは嫌な子が多いのか・・・。
そういう感覚、変えてもらいたいです。いろいろな生き物が一緒に生きているのがこの地球の世界。命溢れる地球、とまで言わなくても、身近な生き物を受け入れてほしいですね。
こんなた猫たちがかわいいのは、信じきってくれるからなのでは。
「この人どんな人間か」「何考えてるか」「あれこれめんどうくさいな」なんて、考える必要ない。ご飯あげて撫でてあげるだけなのだけれど。子供がお母さんに寄ってくるように、とにかく、なついてくれる。
以前同じ職場にいた人がこんなことを言いました。「先生がね、○○ちゃんはいい子なんだけどねえ・・」(成績がちょっと・・という意味)。「だから私言ったの。『先生、できの悪い子ほどかわいいっていうじゃないですか』」。
出来不出来の評価の目で子供を見ていたら、子どももトゲトゲし、ギスギスした世の中になりますよね。いつも評価されて、競争させられていては、やってられない。
生きていてくれるだけでいい・・・今日は3月11日、東北大震災の日、そんな思いを味わった人がどんなにたくさんいただろうか。
我が家の猫も、仲良く、楽しく長生きしたいね。
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