梅雨に入り ました。
虫たちの季節がやってきます。
オオコオイムシといいます。
背中の卵は数えたら、91個ありました。頭のあたりにある卵、孵化し始めていますね。
端っこに見えるスケールは、
1目盛りが1mm
下の写真は3齢幼虫です。
ここは山の湿地で、水でびちゃびちゃした場所に、2齢と3齢の子どもが何匹も。探したら、卵を載せた成虫も。
卵を背負っているのはオスだそうです。
昔はあちこちいたようですが、今は群馬県では絶滅危惧種の仲間入りです。
姿を見た場所には、10年前にはたくさんいて、調査に来た人も大喜びでしたが、その後どんどん減っていって、最近はほとんど姿を見なくなっていました。水の流れの一部が変わって、湿地の水が減少していました。
2年ほど前から水の流れを少しづつ戻していったら、オオコオイムシも戻ってきたのです。
姿を見た場所には、10年前にはたくさんいて、調査に来た人も大喜びでしたが、その後どんどん減っていって、最近はほとんど姿を見なくなっていました。水の流れの一部が変わって、湿地の水が減少していました。
2年ほど前から水の流れを少しづつ戻していったら、オオコオイムシも戻ってきたのです。
水辺の生きものは、日本中どこでも減少しています。住む場所がなくなっているのですから無理もない。「たかが虫」ですけれど、大切にしたいです。
これはモリアオガエルの卵塊。これも群馬では準絶滅危惧種です。
カエルの声が盛んに聞こえ、産卵最盛期はこれから。
オトシブミです。中に昆虫の卵が入っています。
よくまあ、こんなに上手に葉を丸めるものです。
いいネーミングですね。
そこらの公園などにも落ちているかもしれませんよ。
みたことありませんか? ウドンゲの花。
これも虫の卵です。
クサカゲロウという、ひらひらと頼りなげに飛んでくる
色もうす緑ではかなそうな虫のものです。
むかし、網戸のなかったころ、家の中の電灯のコードにくっつていたものです。
こんなところにくっついても、孵化した幼虫は生き延びられないだろうな。でも、孵化した様子なんて、見たことない。
「いつでもどこでも 自然観察」と言っていた人がいました。
通勤途中の道端の植え込み、ふっと見上げた空の雲。早朝の露、夕焼けの色。
そんな、好奇心に満ちた子どものような心を失わずにいたら、コロナ禍の中でも、
心がいやされるかもしれません。
心がいやされるかもしれません。
我が家の庭でも、思い起こせばトックリバチの巣があったり、丸く切り取られた葉っぱを見つけたり(ハキリバチかな?)、ズルズルとクモを引きずっていくハチを見たり、昆虫のことはあまり知らない私でも、気づくものはあります。子供は目線が低いから、小さな虫に目が届きやすいのかもしれませんね。
自然は、たくさんの情報を抱えています。探してみませんか。
ちょっとした山の林で見たものを列挙しましょう。
ちょっとした山の林で見たものを列挙しましょう。
コアジサイの花 和風のいい花です! |
ギンリョウソウ 葉緑体を持っていません |
ギンリョウソウ |
光合成できません
0 件のコメント:
コメントを投稿