最近は朝早めに目が覚めるようになりました。これって、年のせい・・・若い頃はいつまでだって寝ていたかったはず。
いいこともあります。
寝ている場所が東の空が良く見える所なので、夜明け前から明け方の空の美しさを味わえます。最近は明るい星と月がきれいに並んでいて、ステキ。まだ日の出が遅い季節なので、6時近くでも空は星の世界です。
新聞に、月、木、金そろい踏み、という写真があって、そうか、きれいな空なんだよね、と。写真ではよくわかりそうもないけれど、写真はとりあえず2月2日朝の東の空です。細い月と金星、木星でよかったかな? 土星も見えてくるようです。
この前日もそのまえも、位置を変えながら、月と星がきれいに並んでいました。この写真の日より、もっと素敵だったかな。
私は星の動きも星座の位置も、ほとんどわからないのですが、今どきはネットに載せている人がたくさんいるわけで、その気になれば、あれこれ探せば多少のことはわかるはずです。
そんなの興味なくても、寒い日、ガラス窓越しにながめているだけでも、気分いいものです。最近でも、月がやけに明るい日もありました。そんなスーパームーンと呼ばれる日もあるようですから、時折、夜空や明け方の空を見上げてみませんか。
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こんな実がたくさん落ちていました 3つに分かれた実は、白いロウのような ものでおおわれています。 |
場所を書けば、県庁から南方向へ、ゴミ焼却施設の東側を走る道沿いです。
以前、植物好きの方と一緒にこの道を走った時、「えーっと名前は・・よく知ってるはずなんだけど、出てこない」。
最近街路樹によく見かける木で、「ナンキンハゼ」でした。ハゼは昔ろうそくをつくった木の「ハゼノキ」のハゼです。ナンキンですから、中国かどこかからやってきたのだろうと見当がつきます。調べれば、原産は中国、台湾と書かれてありました。ろうそくをつくったような・・
ホワイトチョコでコーティング? |
実には火がつきます |
割ってみれば、まるでホワイトチョコレートでおおわれたお菓子のようです。
実に火をつけてみたのは、私が考えたのではなくて、以下に載っていた事。種苗会社のサカタのタネのHPにある、「東アジア植物記」という連載に紹介されていたものです。
サカタ種苗に長く勤務されていた方が、いろいろな植物を紹介しているページで、植物が大好きなのだなあと、伝わってきます。ナンキンハゼについても詳しく書かれ、燃やす実験ももっと細かく丁寧に、さらにはろうそくも作ってみたり。好奇心いっぱいなのだなあ、と。
https://shop.sakataseed.co.jp/m/r/GgslgeLBioAxoFAcXpbu
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前回、展示会の紹介をしました。
じつは今、私たちのグループ 兜岩研究会も少し参加させていただいている展示会があります。
群馬県立自然史博物館の特別展
ぐんまの自然の『いま』を伝える
です
県内で活動している人・団体がそれぞれ、今こんなことやっています、こんなことがわかりました、ということを持ち寄って、ポスターなどで展示するという場です。
お互いを知り合い、交流する場にもなっています。高校生の発表も見られます。
ここだけ見るなら,無料とのことです。
私たちのものは、
兜岩層の昆虫化石 です。
群馬県西部から長野県付近に、多くの化石を産出した場所があります。よく知られた山・荒船山の近くです。
ここにはかつての湖にたまった地層が分布していて、木の葉化石もたくさん見つかるけれど、非常に保存の良い昆虫化石が産出し、採集されていました。羽虫の類の小さな弱弱しい虫の触角まで残っているのですから、びっくり。今は国定公園なので、原則採集禁止、特別な許可のある時だけ採集できます。もっとも、そんなに簡単には見つかりませんけど。
これを大変な努力でたくさん採集された茂木伊一さんという方がいらっしゃいました。300点を超える化石はご家族が大切に保管され、散逸することなく残されていました。その化石の同定をできる方が参加されて、貴重な化石の研究が始まっています。同時に、植物化石の同定も、産出した地層の調査も。
展示の様子です ポスターに拡大写真と解説が書かれています |
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