2019年2月17日日曜日

野鳥キクイタダキがいたそうです

朝の風景 

   朝起きて窓の外をちょっと見ると、気持がいいものですよ、と書きましたが、
  「そうだ、写真撮ろう」と。カメラ取りに行っているうちに、
  ちょっと見栄えが・・ピントもあやしい・・・ですが・・

 早朝の光景も、日の沈む夕焼けの輝きもいいものですね。「沈黙の春」を書いて、環境汚染を訴え、自然保護を人々に伝えたレイチェル・カーソンは、自然に親しみ自然に浸る気持ちを豊かな表現であらわしました。

日の出前の東の空

56歳で亡くなった彼女が、小さな甥のために書き始めた本があります。
 「センス・オブ・ワンダー」 
もし見かけたら、手に取ってみてください。ほんの書き出しほどで、彼女の命が尽きてしまったのが本当に惜しまれます。
見過ごしていた美しさに目を開く一つの方法は、自分自身に問いかけることだと、彼女は語ります。
美しい星空を見ての一節
 「もし、この眺めが1世紀に1回か、あるいは人間の一生のうちにたった1回しか見られないものだったとしたら、この小さな岬は見物人であふれてしまうだろうと考えました。


 けれども、実際には、同じような光景は毎年何十回も見ることができます。そして、そこに住む人々は頭上の美しさを気にもとめません。見ようと思えばほとんど毎晩見ることができるために、おそらくは一度も見ることがないのです」 センス・オブ・ワンダーより


烏川の川べりでは 野鳥観察の人々

 私の住む玉村町には、白鳥がやってきます。でも、去年は見にもいかなかったなあ。
風がなく晴れていたので、健康のための運動がてら、自転車で出かけました。そんなに広くはない面積の町なのです。

川べりの公園には、写真のような人たちが。
どうやら野鳥観察。

ハッと気づいたのは、双眼鏡持ってこなかった!一応、鳥を見るつもりだったはず。まあ、いいか。

 そっと端を歩いて、小声で聞いてみました。「野鳥観察ですか」「うん、キクイタダキがいる」。ざっと数えて17名の人たち。えーっと、どんな鳥だったっけ・・・
お願いしたわけではないけれど、ご自身の写真を見せてくださる。「いちばん小さい鳥。5gだよ。5g。頭の黄色がいい。今、木の上にいるけど、下に降りたときでないとこういう写真は撮れない。ちょうどそこの水路に下りたときがあってね。」頭の黄色が魅力的なきれいな写真でした。松の木をちょこちょこ動き回っているのがキクイタダキらしい。今2匹、1ペアがいるとか。1か月半通って、7回見られただけ、とか。
「野鳥の会ですか」「いや、これだけいて、会員は一人だけ」
どうやら写真を撮ることが目的らしい。しっかり防寒対策して、じっと動かずに待つわけですね。
 キクイタダキの姿は、図鑑やネットでご覧ください。なかなかかわいい鳥ですね。
針葉樹の所にいる鳥のとのことです。

ところでこのおじさんから言われました。「今年は白鳥はいないねえ。下流の方に少しいたかな」   えッ、毎年いるものだと思っていた。そういえば、近所の利根川には「白鳥飛来地」という古びた看板が たっていたことがあった。でもそこで白鳥は見たことなかった。変わっていくのですね。  


川辺にたくさんの鳥が休んでいます。オナガガモ、ヒドリガモ、オオバン、カルガモなどかな
オオバンは最近姿を見せるようになったのだそうです。ここでも目に留まりました。

冬の水辺は北国から渡ってきた鳥たちがたくさんいて、とても賑やかです。
川や池があったら、ちょっと目を向けてみませんか。




 

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