クマだな
今年の実りは少なそう。クリの実は見けなかったし、ドングリもみかけない・・
先日出かけたみなかみ町の大峰山では、大きなミズナラの木にたくさんのクマ棚が。
木の下には足の踏み場のないほど折られた枝が落ちていた。もっと小さなミズナラの木も枝はバキバキ折られていた・・・
植林された杉の木の皮ははがされ(くまはぎ)、
ところどころに残る雪には熊の足跡が。
残念ながら、どれも写真を撮っていなかった・・・何ということか・・・
ちょっとした作業に気をとられてはいたのですが・・・・
仕方ないので、11月初旬の同じ場所の写真を載せます。まだ葉が残るなか、折られた枝の熊だながたくさん、この時、木に絡まっていたクマだなが13個。木の下にも、ひし折られた枝がたくさん落ちていました。
11月2日 ミズナラには枯れたような塊 クマがへし折った枝、クマだなです。 |
12月には葉も落ちて、たくさんのクマだなが枝に見え、下は足の踏み場もなく枝が。
枯れたような塊「熊だな」が
たくさんありました。
たくさんありました。
12月より写真映えしないなあ・・・・
12月の写真の無いのが、
返す返すも残念!!
実りの少ない年には熊棚がたくさんできると聞いたことがあったけれど、本当なのかな?
あらためて山に詳しい人に聞くと
「そういう人もいるし、そうでないという 人もいる」
つまり、よくわかっていないのか・・・
付近にはクマのフンもあちこちに。
何年前だったか、山の実りが豊作の年、たくさん落ちていたクリの実が(野生の小さな
クリの実ですよ・・・)きれいに食べられてたことがありました。ナイフで切ったように半分にきれいに割れて、きれいに中身がない。クマが食べたと教わりました。あの大きなクマ、あの爪のある到底繊細とは見えない手で?!
私よりはるかにきれいに食べている!! もう、びっくり。
その写真、ちょっと探したけれど見あたらない…削除しちゃったのかなあ・・・またいつでも見られると思ったのが間違いでした。たしかに、そのあとも見たことあるわけで、見られないわけではないだろうが・・・しばらくは食べた殻をとって置いて、人に見せたりしたのですけれど。
「また後で」とか「いつでも見られるだろう」などというのはダメだとつくづく感じたクマの話でした。
以下は、冬眠から覚めた春のクマ、木に登って若葉を食べているのでしょう。
(私がとった写真ではありませんが)
今回、12月には、カモシカに会いました。
カモシカって、じっと立ち止まってこちらを見つめるんですよね。
山の少し小高い場所で、民家のある所でした。
60年近く前にはもう絶滅寸前で、に「自然のアルバム」という番組で、幻の生きものが撮影できたと、放送していたのを、なぜか覚えています。
カモシカには時たまこうして出会います。
今、鹿の増加が問題となっています。
野生の生きものと、どう付き合うか、ますます問われていくのではないでしょうか。
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