2020年7月6日月曜日

葉や花はカラーコピーで作品に



今年も大雨被害のニュースが・・・

 九州は最近、毎年の水害の被害です。その被害が昨年は東京付近にもやってきた。
気候が変わるということは、こういうことなのか・・日本は自然災害の多い国とはいうものの、毎年水没した家の映像を見るとは・・・
 世界中のコロナウイルス禍、共存といわれてもかなか「ハイっ」とはならない・・・
一体何人の人が命を落とすのか・・・正直、怖いですね。
いくつもの免疫を、人類は長い歴史をかけて獲得してきたのでしょう

健康・安全に過ごせるのは当たり前と思っていなかったか、省みねば。


     身の周りの自然を見る「達人」  
 前回、前々回で紹介した人は、自然を見る目が素晴らしい。
  一緒に野外を歩いたら、私の倍、いえ、倍以上のものを見ていらっしゃると思います。
  野外に出ると、周囲の草木を、地形を地質を岩石を、四六時中とにかく目を凝らして
  見ていらっしゃる。 
   そしてそれを語り、拾ったもの、手にしたもので、何かを作るのです。

   今回は葉っぱを使った飾り物です。昨年秋の紅葉シーズンのものです。

「 名前を知りたいね」
「どんな種類があるのか、区別できるようになりたい」
「きれいに飾りたい」

そこで、葉っぱをデザインして紙に張り付けて、それをカラーコピーするという方法で、みんなで楽しんでいました。

 長い間、きれいな色が残って、簡単にきれいな作品ができるのです。
デザインセンスもみがかれ、大人も楽しめます。
         これ、みんなカエデのコピーです。野山に育っているものです。。

庭のもみじの小枝でもいいですね。       昨年の秋の色づいたカエデです

  
原色押し花を作って、それで作品をつくる方々がいて、とても素晴らしい作品見せていただくこともあります。そこまでやるのは無理と思ったら、こうしての野外に育つ植物を並べて、きれいな作品を作ってはいかがでしょうか。
  花をコピーしてもきれいなのです。

        これは全部カエデ。ほとんどは下仁田に育つものです。
群馬県南西端、南牧村の県境に近い場所にある星尾温泉に、子どもたちが来るというとき、
カエデの学習用に作ってくださいました。これはコピーではなく、本物です。
とてもカエデと思えない葉っぱもあって、
 「よし、これを見て、かえでの種類を区別できるようになろう」と思えてきます。
名前を付けて並べただけでも素敵です。


こんなの作ったこと、ありませんか。葉っぱに墨汁をつけて紙にはさんでこすったり、スタンプ台でインクをつけてから紙にはさんでこすったり。このとき、版画に使うバレンを使うときれいになります。
  それどころか、ローラーを使ってきれいに葉脈を映し出している人もいました。 小さな子供もそれなりにきれいに作れ、凝る人はあれこれ工夫して、完成度高く作り上げる、というわけです。 
 



  自分で採集してきたもので、こうしたものをつくると、心に残ります。
自然は怖い、というだけではなく、普段から自然に親しんで、その姿や価値を五感で知っていってほしいものです。

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