2021年3月17日水曜日

ハクモクレンの花 早春です

 東京では3月14日に桜が咲いたとか。満開の桜の下で入学式、と言っていたのはいつのことだったろうか。ますます春の訪れが早くなってくる・・・

サクラに負けない美しさで、ハクモクレンが咲ています。

 古い農家の家の前に、のびのび育っています。いいなあ。
だんだん大きくなったつぼみは、一斉に北方向に曲がっていました。それもかわいいのですが、咲いた時はきれいですね。冷え込みで茶色くなってしまうこともありますが。


我が家の小学校区にある木です。
最近は、ほぼ毎年、花の頃見ています。自転車で数分の所ですから。
大木で育っていてほしいけれど、邪魔にされて切られてしまうこともあるだろうなあ。

これから山に行ったら、コブシが白く咲くだろうなあ。


相変わらずネコは 

木登りです。












同じ日、我が家から18㎞先の里山は、まだ梅が満開でした。

下の写真です


こちらは何をしているのでしょうか。下仁田町の道端です。

シイタケ栽培の準備です。切りそろえられた木の幹の白い点々は、植え付けられたシイタケ菌です。

こんな光景、見たことなかったので「写真撮らせてもらっていいですか~」と聞いたら、明るい声で
「どうぞどうぞ、今お茶の時間になるから、一緒に飲んでいきなよ」
図々しくもごちそうになりました。
 晴れて気持ちのいい日、なんだか、歌の一節が浮かんできました。「おお牧場はみどり」
その2番だったか3番だったかです。小学校か中学校で歌ったのではないかな。NHKの番組、「みんなのうた」で放送していたかもしれない。

 ”♬♬ ああ仕事はゆかい 山のようにつみ上げろ ああ仕事はゆかい 晴れた空のもと
  雪が溶けて川となって 山をくだり 谷をはしる 野を横切り 畑をうるおし 呼びかけるよ私に ♬ ”

腰をかがめて重い木を持ち上げたりで、疲れるに違い何ないででしょうが、でも、明るい空、何人かの人たちが明るい声で笑いながらおしゃべりする姿に、ふと心が軽くなりました。

もう何十年も歌ったことのない歌、歌詞は間違っていなかったかなと確かめると、ちょっと違っていました。最後の「晴れた空のもと」は、2番の歌詞で、この歌詞は3番で「みな冬のためだ」。
でも、「晴れた空のもと」の方が、この日にはぴったりです。
 それにしても、子どもの頃歌った歌って、忘れないものです。年寄りの思い出話と言われるなあと思いつつ、子どもの頃の記憶って、楽しい記憶をたくさん持っていたら、人生の宝ものになるなあ、とも思うのです。ほんのちょっとしたことだったりしても、うれしいもの。

 アニメの名作と言われた「アルプスの少女ハイジ」、ご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。ずいぶん前に見たアニメの一場面が心に残っています。
おおきなモミの木の下で嬉しそうに見上げるハイジの頭上、幾重にも重なった枝が大きく揺れ、ゴウゴウと音を立てている・・・
その音・その動き、そういえば昔、大きな木の枝が風に大きく揺れるようすを、いいなあとながめたものです。我が家の裏の竹やぶの中の大きなケヤキだったと思います。いや、竹そのものだたのかもしれない。そのようすは、なんだか魅力がありました。心をひきつけるものがありました。ハイジの気持ちが手に取るようにわかるのです。同じように感じた人がいるんだなあとうれしくなり、同時にそうれをこうして表現していることを素晴らしいと思いました。
そういえば宮沢賢治の「風の又三郎」も強い風の描写から始まっていました。

群馬は空っ風で有名でした。家の北側や西側には竹やぶや樫ぐねがありました。
風を防ぐ防風林です。竹は同時にカゴなど養蚕道具を作る材料にもなりました。
強い風が吹くと、その竹や木が大きく揺れ、ゴウゴウと音を立てました。
そんな風土で育ったんだなあ、と、あらためて気づいたものです。

 こんな歌がありました

   だれが風を見たでしょ
   ぼくもあなたも見やしない
   けれど木の葉をふるわせて
   風はとおりぬけてゆく        

今日はこんな優雅ではない、強い風が吹いています。もう少しすると、青葉を揺らす薫風の季節もやってくるのですね。 その前に、種まきをしなくちゃ、です。

3 件のコメント:

  1. 昨年でしたか、アルプスの少女ハイジのテレビアニメ(宮崎駿)1~52をダビングして全部見ました。昔は気づかなかった原作とは違う宮崎駿の心に関心、感動してしまいました。古い映画をダビングして見ると、こんな映画があったのかと気づきます。都会ではハイジのような心を持った子たちは息苦しいのでしょうね。

    返信削除
    返信
    1. ハイジを全部!、52回!!。あの宮崎駿が熱意を込めて作成したアニメを通してみると、また見えないものが見えてくるのでしょうね。人生経験も加わりますから。
      長靴下のピッピを書いたリンドグレーンに「ミオよわたしのミオ」という作品があります。その中で鳥たちが自ら飛び込んで火に焼かれながら落ちていくといったシーン(だったと思う)があります。大人になってその本を手に取った時、はっと気づきました。書かれた年代をみると第2次大戦のさなかか終わったころの年でした。かつて見たもの・読んだもの、あらためて見ようかな。

      削除
  2. Play Slots For Free And Real Money - Dr.MCD
    No deposit bonus, no free spins. Play Online 서귀포 출장마사지 Slots For 전라남도 출장마사지 Free And Real Money. Real Money Online 여수 출장마사지 Slot Machines. 수원 출장마사지 Pragmatic 이천 출장샵 Play Logo.

    返信削除