数日前には、すぐ目の前の住宅街の道路で、熱中症で倒れたお年寄りが救急車で搬送。
翌日の新聞には”多数の方が搬送、玉村の人は重症”とあった。この日の気温は39℃。
大丈夫だったでしょうか・・・
でも、暑さに負ける前に、人の熱気でいっぱいの場所に行ってきました。
外は猛暑、猛烈な暑さの毎日でした。めげずにホールの中は熱気・元気いっぱい。
場所は高崎市総合文化センター内中央公民館。科教協(科学教育研究協議会)全国大会が群馬県で開かれていました。多くの先生たちが集まっていました。
もう1週間もたってしまいましたが、写真で熱気をお伝え出来たらと思いました。
写真は、「お楽しみ広場」で、誰でも参加自由、無料。子供たちもやってきてました。科学工作、実験の工夫が所狭しと並んでいます。
何これ、という感じですね。
ガラクタ市? いいえ、どれもそれぞれの人が持ち込んだ、「楽しい実験・あそび」の材料です。
この広場が開いたのは午前中だけで、足をとめて見られたのは、ほんのわずか。時間が足りない。
聞けば、いろいろ説明してくれます。
塩ビ管を登る虫・・クルクルまわりながら登ります。
動きのあるのは楽しい。磁石をうまく使ったりしていて、この動きについて聞けば、「私が工夫しました」と。
このブースの人、クリップやら紐やら昆布まで、なんでも組んで、いろいろな形をつくっていました。
これにさらに磁石を組み合わせて、ボールペンの先っぽにぶら下がってクルクルまわっていました。目を引きます。
写真ではゴミみたいにしか見えませんが。
出展者は、何でも組んでみたくなると、楽しそう。
下の写真も学校授業に即、使えそう。というより、使っている。乾電池と裸銅線と、磁石と、ちょっとした金具が材料。
うまくセットすると,銅線が回転します。スムーズに。動画を載せようと思ったのですが、うまく入れられなかったので(そういえば動画を載せたことなかった、今わからないので、すみません。動いてないと面白くないですね)
小学校低学年でも作れそうで、工夫もできる。
どうやったらうまく回転するか、形はどうしようか、とか。
銅線がプラス側から離れると、即、止まってしまうのは電気の流れを感じさせるし、回転は電気と磁石の関係を、余分なものを省いてシンプルに見せてくれる。
「こういうの見たことないんですけど」と言ったら、「そうでしょ。私が工夫しました。ネットにも載ってないですよ。私の地域ではみんなでやってますけど」ですって。
どこですか、と聞いたら、群馬県の沼田。頑張ってる人、いるんですね。
会場は、ホール以外にもあり、少しスペースのあるこの会場は、元教室だったのでは。
リングと輪にした紐だけで、ワイワイやっている所がありました。輪になったひもをリングに通し、ひもを手に持ってリングをエイっと落とす・・するとあら不思議、写真右のように、リングがひもにぶら下がる。なかなかできないところがいい。
えーっと、これ、なんだか知っているような…しばらくして思い出しました。ずっと昔、これ、子供と遊んだものだ・・
ひもを使った遊びって”指ぬき”とかいくつかあって、そんな本を見ながら、遊んでいたなあ…ちょっと手品のようで楽しい。でも、どうやるのだったかすっかり忘れ果てていました。たしか家に本があったなあ・・・これ載っていたかなあ・・・
昔からの遊びでしょうが、知ってる人って少ないですよね。昔を思い出して、なんだか楽しくなりました。 遊ぶ動物は知能の高い動物だそうですよ。人間も動物なんですよね。
先ほど、NHKの特集番組で、「暴力に無抵抗な教師 今学校現場で何が」というテーマが取り上げられていました。教師に暴力をふるう生徒とそれをなかったことのように授業に戻る先生の姿が写っていました。教室にいた生徒が撮っていた動画です。
生徒による対教師暴力が増加しているといいます。すぐに警察に引き渡せばいいという意見もありますが、生徒の将来を考えるとどうするべきか、教育の場であり、人って間違いをしながら成長するもの。それを支えて教える場が学校のはず・・とはいえ、悪いことを悪いとも言えないとは・・・バットで後頭部を殴られた若い女教師もいました。とにかく子供たちが教師をバカにしている気分が垣間見えるような・・・。学校の評判を落とすことに神経をとがらせざるをえない学校、親にどうみられるかを気にせざるをえない現場・・・指導するというより、もみ消してしまうことも・・・大変だなあ・・長時間の練習が問題になっている部活動も、生活指導も郊外巡視も小学校の英語やら道徳教育やら、膨大な書類作成やら、とにかく、やることばかりが増え、一方教師に対する尊敬の念は消え果てて・・・
それでもこうして頑張っている方々がいることに、応援したい気持ちになります。
がんばれ、でも、頑張りすぎないで。
こんなに楽しそうにしている姿、気持ちいいものですね。
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