2021年9月12日日曜日

身の周りの花、田畑

 コロナと雨で家にこもりがち。
身近なもので、楽しみを見つけよう、と。
 
こぼれ種で育った庭のヒャクニチソウ・・モサモサ繁って、見栄えがしない。
雨でさらにみずぼらしい・・・
花の部分だけ切り取って、コップにさしてみました。
 うん、けっこういい。

 ずっと以前100円ショップで買ったガラスのいれものにも入れてみました。これ、ガラスがうすくて危なっかしい。「どうしてこんなもの買ったんだろう、捨てようか」と思いつつ、、捨てるのにも割れそうで気を遣いそうで、そのまま奥の方に置きっぱなしだったしろもの。ところが、でも、あれ!意外に似合う。しかも、差し込んだ茎が見えない!!・・・どうして?
 でも、裏から見ると、ちゃんと茎が見える。
 
そこで、いろいろ角度を変えてみたりして、楽しんだ。

何だか面白いね。
子供が幼い頃、スプーンに映ったものを見て、また、水を入れたり(だったかな?)してその変化を不思議がってよろこんでいたのを、ふっと思い起こしました。
  何でも不思議がって、面白がって、そんな子供の心、忘れないでいたいですね。
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やたらと暑かったのに、ここ数日、”寒かった”。雨の毎日。

雨が疎ましい・・日本人がはぐくんだ雨への感性、雨への親しみなんて、どこかに行ってしまいそう。
まどみちおさんの雨を見る目、ワクワク感が伝わってきます。いいなあ。紹介します。

      あめのおと

あめの  おとってさ         でもさ
くさに  しとしと          あんなに  たかいたかい
いけに  ぽちょぽちょ        てんから  ふってくる
ほどうに ぴちぴち          とちゅうの おとって
かさに  ぱらぱら          ああ    どんなんだろうな
とたんの やねには
たんか  たんか
おもしろいんだよな

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田んぼの稲が実り始め(全国でも収穫の遅い地域です)、早朝、稲の葉の先には露がついています。休耕田には、シラサギが降り立っています。

  


夏の終わりの、道端の草の生い茂った様を、前回紹介しましたが、
でも実は、田んぼや畑でも、草の手入れができなくて、生い茂ったり除草剤で茶色く枯れているところが結構見られるのです。平野の平らで広い場所でも、手入れができずにいます。

 写真のような感じ
でも、それを非難する気にはなりません。
田んぼ一面に除草剤をまいても、そうするよりないのですから。
暑い夏に田や畑で働くのがどんなに大変か。それがお金にならないとしたら、やはりやれませんよね・・・

今年の米価は前年比2~4割減と聞きます。
新潟産一般「こしひかり」60㎏あたり昨年が1万4000円が今年は1万2200円(1800円下落)、北海道産の米「ななつぼし」は、2200円下落で今年の価格は1万1000円等々、
下落がずらずら並んでいる現状です。コロナ禍で、外食産業の需要が下落したことがあるようです。在庫が増えている現状。世界には飢えている人がたくさんいるのに・・・政府は減反、転作を言っているが効果はないようです・・・

1000年間同じ場所で作っても、連作障害のない米、こんな作物はめったにないわけです。
私の町で発掘が進んでいた時、今の田んぼの下から平安時代の田んぼ跡が出てきました。何だか、昔の人に親しみがわいてきました。ここで働いていた人がいたんだなア、と。
 食糧自給は基本的なこと。忘れるとしっぺがえしがくるときがあるかも。
そんなことを思ってしまいました。