2020年7月12日日曜日

ゆうすげの花

が続きます。しかも災害をもたらす豪雨。科学の発展した現在でも、降り続く雨は、人々の生活を崩します。
 すこし前、BSテレビで中国の歴史をシリーズで紹介していましたが、ふとその一場面が脳裏に浮かびました。初期の王朝のころ(夏あるいは殷?)、雨が降り続き、水害が多発、とうとうその地から人の姿は消え去ったといったような紹介でした。発掘で見つかる洪水の頻発の跡からこうした推測をしています。







 ここ数年の雨量の増加は、海まで温めてしまった人間の仕業なのでしょう。日本の近海は、世界でも海水温上昇の大きい地域とききます。これから何が起こるのか・・

 もう一つ怖いもの、もちろん、コロナウイルス。
ローズマリー 晴、花が咲きます
ローズマリー 春、花が咲きます
人類は病気の脅威にもずっとさらされてきたわけです
 ずっと以前、どこかで読んだことですが、中世のころ、ハーブを扱っている人たちは疫病にかかるのが少なめだったとか。記憶の底の、不確かな情報ですが。
 昨年、我が家のお風呂に、代表的なハーブのひとつ、ローズマリーの枝をポンと入れていました。庭でやたらと育つのですが、切って捨てるだけでは、なんだかもったいないと、おふろにいれてみたわけです。使った後、枝はお湯から出して、そのまま次の日まで置いていました。
だいぶたってからふと思ったのです。
 「今年はお風呂の壁や天井にはえる黒いカビが少ない
   のでは・・」
 もしかして、殺菌効果?
というわけで、今でもせっせとお風呂に入れています。
古来、人々は身の周りのものを利用して、少しでも役立つものを見つけてきています。ハーブはそうしたものの一種。
 ローズマリーがコロナウイルスに役立つというわけではないですが、何かいいことありそうな気もしてきます。家のまわりの株は、枝を切りそろえるわけでもないので、枝が伸び放題ですけれど。 
 春先には、藤色の花が咲きますよ。


 雨と湿気でうっとうしいので、さわやかな色の花を。 
今、庭に”ゆうすげ”の花が咲いています。名前のとおり、夕方に咲き始め、朝には閉じます。 群馬では、榛名湖周辺に咲くのが有名です。
種をいただいて蒔いたのですが、「涼しい所で育つのでは、我が家では無理だろう」と思っていたのですが、なんと、昨年も今年も、咲いてくれたのです。何の手入れもしないのに。
 先日、月見草をいただいたお宅に庭にも育っていました。種から育てたとのこと。
植物も動物もお好きなのがよくわかります。

どんなものも自分で手に取って見たり、育ててみることによって、興味も愛着も生まれます。
 こうしたものがみなさんに愛され、さらに自然に育つ場所を大切にしようと思っていただけることを願います。




 

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