2018年9月11日火曜日

地震の話を聞きました

酷暑・台風・豪雨そして地震  
  自然災害とは言うけれど・・・

9月6日の朝、テレビの画面に、エッ!
 北海道で、札幌に近い地域で大きな地震・・山崩れ、道路の破壊、停電・・・
 私は札幌に結構長く住んでいて、親しい人たちもいるのです。
 
 5日には北海道近くを台風が通り過ぎていました。関西空港をダウンさせた台風です。
みんながスマホで撮影する総カメラマンの時代、風に吹き飛ばされる屋根や車の映像が流れていました。
 5日の夜に電話してみようかと思っていて、うっかり9時ちかくになっていたので、「明日でいいや」。その「あした」に、地震とは。
とんでもないほどの土砂崩れ、土砂に埋まってたくさんの方が行方不明、さらに北海道全域が停電・・・・ちょっと信じられない。

知り合いに電話しました。9日に札幌と余市、10日に大被害の厚真町の近くの鵡川町穂別の人に。すぐに電話するのは迷惑行為ですから。

 穂別は震度6強。ハンターでもあり、クマやシカの肉、山で取ったマツタケなどいただいた方です。地震の来る前の日、台風のあとすぐ山に行ったとのことで、木が根こそぎ倒れ、急斜面などにはたくさん倒れていたそうです。そのすぐ後に地震・・・厚真町の山一面が茶色く崩壊した映像に驚きですが、前日の台風がなければ、もう少し被害が軽減されたのではと思うばかりです。
 電気は6日未明から停電で、8日に回復。テレビ・ケータイが通じたのは9日。家の中はめちゃくちゃ、停電で冷凍庫内の釣った魚もその他も全部ダメ。畑には亀裂が入るし、道路は盛り上がったり片側半分が落ちたり、震源の厚真方面に行こうとしても、道路がダメになっている。通行止めの看板も間に合わない・・・
お墓は、もう、何といっていいか…めちゃくちゃ、粉々・・いくつか立っていた墓石は、回転して前と後ろが反対になっていたり・・
 穂別でも家具か家かの下敷きで亡くなった方もいたそうです。お元気でいることだけでも、よかった・・昼でも氷点下の真冬でなくてよかった・・・
水道は大丈夫だったようですが、断水しても沢水を使えるから大丈夫だし、薪で煮炊きも暖房もできるし、野菜は畑にあるし、そういったことでは都会と違ってだいじょうぶだよ、と。ホームセンターにはカセットコンロが山積みにされていたと。

 札幌では軟弱な地盤でドロドロになってる清田がクローズアップ。私はかつて清田地区で働いていたこともあり、親しみのある地名でした。同僚だった人がある時、地震で、「すごく揺れた」と言っていました。そんなに揺れてないよなあ、と思いながら聞いていました。彼女の家が清田かどうかはわかりませんが、どうだったのでしょうか。
 かつて住んでいた上野幌もニュースになっていました。断水が続いていると。水道の系統が清田方面からきているらしいのです。電気もしばらく止まったわけで、冷蔵庫内のものも処分、9日になっても店には商品がないとか。前日の台風の風で街路樹・公園の木がたくさん倒れていて、とにかく災害といった風景とか。車のガソリンを入れようとして5時間並んだ,近所のスタンドはひらかず、こういった時にガソリンを提供するスタンドが決まっているからと、それを教わっていったのだそうです。穂別では、10リットルしか入れてくれないと言っていたなあ。東日本大震災の時、群馬でもそんな感じだったなあ。

札幌でも、朝3時なのにゴーッという音で目が覚め、突き上げるような振動で、とても怖かったとのことでした。震度5だったかな。

余市では、真っ暗な時間なのに、雷のようにバチバチと光が走り、周囲の家など見えて、おそろしかったと。電線がスパークしていたということなのでしょうか。前日の強風の影響があったのでしょうか。停電で、何が起こったのかの情報を得るのが大変だったでしょうから、怖かったでしょう・・・

防災という言葉、災害の多い国日本という言葉が、本当に迫ってくるこの頃です。
   聞いた話のちょっとした報告でした。



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