2019年3月5日火曜日

早春



雨が降った
 ずっと乾ききった大地に 
    群馬の平野部は とにかくずっと乾き、殺風な砂の地面が見えていました。
    このところ急に雨が降って、今日は寒い・・・

 先日少し降った時、次の日は暖かく気持よく、
しっとりとぬれた大地は,土までがやわらかく、香りを漂わせていました。
   土のかおり、雨のかおり   
嗅覚は最も原始的な感覚で、子どものころの思い出にもしみついていたりするとのことです。ふっと湧き上がる懐かしい思い、懐かしいかおり。   

宮沢賢治の書いた文に、こんなものを見つけました。雨にぬれたちょうどその日に。
たまたま行った医院の待合室に置いてあった雑誌、「暮らしの手帳」の片隅に。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  砂土(すなつち)が柔らかないい匂(におい)の息をはいています。
  いままでやすんでいた虫どもが、ぼんやりといま眼をさまし、
  しずかに息をするらしいのです。
     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 そうか、大地が息を吐いていたんだ!!

土のかおりも、沈丁花のかおりも、漂っています。
急に春の息吹を探したくなりました。
畑の片隅にツクシ
でも、もう、お雛祭りも過ぎて、これからあっという間に春が押し寄せますよね。
 
シランの芽のまわりにはヨモギの柔らかな葉。
柔らかな毛をまとった
ヨモギの葉
昔、お雛祭りにはこの葉をつんで来るのは子供の役割。
白いお餅と、食紅でほんのりピンクに染めたお餅と、緑のお餅、そう,ひし餅をつくりました。
 野良仕事と家事で毎日忙しいのに、母はよくまあ、こんな手のかかることをしてくれたな、と、つくづく思います。





木の芽が膨らんだ、と思って見ると、ユキヤナギの花がポツリと。



川辺に行けば、柳の枝が、なんだか緑色に煙っていました。
水たまりには、アカガエルの卵があるはず。
写真は2017年の2月末。今年も見に行かなくちゃ。
  
早春の利根川べり

右はアカガエルの卵  →


最近は、2月の末から桜が咲いています。川津桜は華やかな色で人目をひきます。
「春浅い」という雰囲気ではない感じ、あの色はきれいだけれど、ちょっとなあ・・・
サクラはソメイヨシノばかりじゃないと、いろいろな桜が植えられ始めています。それもいいか。
 近所に、いつも早くから咲く桜があります。今年は2月何日に咲いていたっけ・・

じつは、まだ木々が葉を落としている頃、幹を見るのもいいな…と、川辺で写真を撮っていて、忘れていました。ゾウさんの足のようなしわのあるエノキ 細かな縦線模ではがれてきたりもするムクノキ、古木になると表面がりんペン状にペラペラはがれ落ちるケヤキ、大きなとげのあるサイカチ(これはめったにない木だけれど)、幹を覆うモジャモジャをたわしに使ったというシュロ・・・
 よく見ると結構楽しいものです。いろいろな自然と、友達になれそうな気がしてきます。
エノキ
ムクノキ
ケヤキ
 

シュロ
サイカチ

今日は寒い。まだまだ昼寝のネコのごとく、ポカポカとしたところでぬくぬくしていたい気分です。
ニセアカシア
ハチミツを取るアカシアです
ちなみにこの猫、10年以上も前に、追い払っても追い払ってもロールタイプの網戸の下から家の中に潜り込み、ついにいついた猫です。頑張るものですね。 
ネコは大好きだけれど、今どきの家は昔の家のようにネコの出入り自由の家ではないし、飼うのは無理と思っていたのですが、それほどのこともなく、過ごしています。

これからは春の紹介が出来る季節です。













0 件のコメント:

コメントを投稿