白い粉・炭酸カルシウムをつくっています
下仁田町にある工場の見学会を、昨年に続き行いました。
石灰岩を原料に炭酸カルシウムの製造を行っているという工場です。
石灰岩をもとに作られた粉(炭酸カルシウム)が食品まで含む多くのものに添加されているなんて、知らないですよね。
まさに生活・産業を支える縁の下の力持ち。その重要さが感じられます。
昭和初期から現在まで、長きにわたり一貫してこの微粒子の生産を行っている工場です。
工場から見た地域の風景 高い位置からきれいな水を落としながら、利用 かつては水車も重要な動力源 |
高い場所の水の流れる水路 きれいな水が工場の命 昭和初期から 大切に使い続けているそうです |
先日の工場夜景
24時間体制の工場では、夜も明かりでその姿が浮かび上がります。
この日の見学会のようすは、以下に載っています。
また昨年は
https://geoharumi.blogspot.com/2017/07/blog-post.html
いろいろな分野、いろいろな人たちに出会うのも楽しいことです。
ーーーーーーーーーーーー
イチョウが黄色く色づくころ
こんな木の実が落ちていませんか?
ぷーっと膨れた半透明の皮が何とも魅力的 |
手に持って振るとカラカラ音がし、中には黒い実が。
中には黒い実が |
最近のDNAによる植物分類では、これがカエデ(もみじ)の仲間だとか。この親戚たちのグループ名は、カエデ科ではなくてムクロジ科。馴染みのない名前が、急に重要な名称になりそう。カエデ科のほうがわかりよかったんだけどなあ。
この実、お正月の羽子板の羽の下につけました。硬くてよく跳ねるから、と。
ところでこれ、関東では野山にはありません。自生していないのです。お寺や神社に植えてあります。
上野の国立自然史博物館に行ったら、日本館にこれで作った数珠がありました。
なるほど、お寺にあることに納得。近所のお寺や神社にあるかも。
あめ色の皮は、水と一緒にペットボトルに入れて振ると盛大に泡が立つ…昔、せっけんとして使ったとか。ネットを見ると、今でも使う人がいるみたい。
せっけんなんてなかった時代、洗濯は大変だったろうなあ。しかも冷たい水に手をさらして。洗濯機もなかった・・・私の母の時代でも洗濯機はなかった。私のおむつは川や井戸の水で洗ったわけです。冬の井戸水は暖かいんだよ、と言っていました。井戸水は地下水ですから、一年中同じ温度。多分15℃くらいでしょう。この温度は、冬には暖かく、夏には冷たく感じるわけ。
戦争中はせっけんもなかなか手に入らなかったと聞きました。科学の進歩に、平和に素直に感謝します。
0 件のコメント:
コメントを投稿